あの雑誌マジ反響ねーわっ!と怒る前に知っておくべき3つの間違い。
ちまたにあふれる様々なメディア。雑誌、フリーペーパー、チラシ、テレビCM、電車やバスの中吊り広告、グルメサイト、駅前看板…などなど。どんなメディアにどんな内容を載せていますか?
雑誌に広告を載せたけど、ちっとも反応がない!あの雑誌はダメだ!今度は別の雑誌に載せるぞ!いやネットだな。待てよ?まだまだテレビCMもいいんじゃないか?
なんて話をよく耳にします。でも、ちょっと待ってください。実際は3つの間違いをおかしているだけかもしれませんよ。もう一度チェックして間違ったメディアの使い方をしてないか考えてみてください。
①そのメディアのユーザーがあなたのお店のターゲットじゃなかった ②ターゲットが求めている情報を出していなかった ③そもそもあなたの店に魅力がない
でも、それどうやって判断すんの? 1つずつみていきましょう。
①そのメディアのユーザーがあなたのお店のターゲットなのか?
あらゆるメディアには、そのメディアのユーザーやファンが必ずいます。これは絶対です。でなければ、そのメディアはとうの昔になくなっていますから。では、そのユーザーやファンがあなたのお店のお客さんになりうるかどうかは、そのメディアで使われている言葉や表記の仕方で判断します。老舗和食のお店のPRを10代女性がみるような雑誌には掲載しないはずです。使われている言葉も何やら解読に時間がかかりそうです。(←おじさん確定)ココの和食店の美味さパネーっす!!!とか言われても…ねぇ。ちょっと古いし…。あなたのお店のターゲットが間違いなく反応するような言葉を使っているメディアを選ぶべきなのです。
②ターゲットが求めている情報とは何か?
ターゲットに合ったメディアを選んでいたとしても、そのターゲットが宴会情報を探しているのに掲載内容が郷土料理の歴史だったらどうでしょう?はい、スルーです。宴会情報探してんですもん。郷土ネタは今必要ないです。郷土料理を探している人をターゲットにしていたら?そのメディアは郷土料理を探すようなユーザーですか?(①に戻る)ターゲットがそのメディアに求めている情報にそった内容を掲載する必要があります。忘年会特集に「かき氷はじめました」とかしないでしょ?そのメディアのユーザーがお店を選ぶ基準や材料にしていることをきちんと載せている事も大事な要素です。
③そもそもあなたのお店にどんな魅力がありますか?
これ究極です。魅力があるからお店が成り立っているはずですから。では、その魅力をどんな風に見せていますか?お客さんはあなたのお店がどんなコトにこだわって料理を提供しているとかお店の歴史とかは、そんなに興味ないです。ウェブサイトのアクセス解析してみると、あまり見られていないページトップ3に入るのは「社長のあいさつ」です。どうでもいいんです。お客さんが知りたいのは、あなたのお店に行くと私にどんなメリットがあるの?ということだけです。かっこよく言うと「ベネフィットは何か?」です。
ベネフィットはアップル社を参考にする
iPhoneやiPadなど驚異的な人気を誇る「アップル社」のCMをご存知ですか?これまでの携帯電話のCMといえば芸能人を使って機能を説明するようなモノばかりでした。最近でこそdocomoのAndroidがあなたのパートナー的な擬人化を行っていますが、iPhoneのCMで見せたのは「ベネフィット=iPhoneで出来るコト」なのです。それだけ。そしてCMの最後には「iPhoneならね!」きゃーーー欲しい!買いたーーーい!となるのです。
さぁ!
あなたのお店がメディアを活用して見せる「ベネフィット」は何ですか? お客さんがどんなシチュエーションの時にあなたのお店を選びたいですか?
その最後には「私の店ならね!」をつけましょうww